オープンハウス社長が有言実行!2023年9月期で売上高1兆円達成の見通し

オープンハウス社長が有言実行!2023年9月期で売上高1兆円達成の見通し

オープンハウス社長である荒井正昭氏より2023年9月期に目標として掲げていた売上高1兆円を達成する見通しがついてきたことが発表されました。

これまで働き方改革やダイバーシティ推進、地域活性化に向けた社会貢献活動等を続けてきたオープンハウスは、中間経営計画で「行こうぜ1兆!2023」を掲げ、売上高1兆円を目指して邁進中です。

今回はオープンハウス社長を筆頭に社員一丸となって目指している売上高1兆円に向けた成長戦略や荒井正昭氏が目標達成間近ながらも感じている危機感、そして次なる目標についてご紹介していきます。

荒井正昭の"売上1兆円を目指す"発言を検証

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オープンハウス社長が目指す「売上高1兆円」達成の見通し

目標達成

オープンハウスは、首都圏を中心とした都市部狭小地を得意とするハウスメーカーです。
19,000棟以上の建築実績があり、戸建ての建築以外にも不動産仲介事業や不動産販売事業、収益不動産事業、建築請負事業、アメリカ不動産事業などを幅広く展開しながら成長を続けています。

オープンハウスの社長は荒井正昭氏で、ビジネスに長けていると評判な人物となっており、2013年から9年連続右肩上がりで売上高が伸びています。

中期経営計画で「行こうぜ1兆!2023」という目標を掲げてきたオープンハウスは、ほぼ予定通り2023年9月期に売上高1兆円達成の見通しがついてきたという情報がありました。

売上高1兆円に向けた成長戦略

オープンハウス社長の荒井正昭氏は、売上高1兆円に向けた成長戦略として4つの継続的な成長戦略を掲げています。

  1. 戸建事業中心の継続的な成長
  2. プレサンスシナジー
  3. M&A戦略投資
  4. 新規取り組み

コア事業である戸建て事業の継続的な成長をベースに、2020年に筆頭株主となったプレサンスコーポレーションによって新築投資用マンション事業を展開し、シナジー効果による事業拡大を狙い、M&Aによる積極的な戦略投資も行いながら住居系を中心とした不動産ファンド事業の展開等、新規取り組みを計画・実行してきました。

こうした戦略を続けてきた結果、2023年9月期に目標だった売上高1兆円達成の見通しがついてきたようです。

目標達成間近でも荒井正昭社長が感じる危機感

危機感

オープンハウスが中期経営計画で目標とする売上高1兆円の達成が間近となっていますが、オープンハウス社長の荒井正昭氏は今後の企業成長に危機感を感じていることが分かりました。

危機感を感じている理由として、2021年頃からウッドショック、半導体不足、諸外国の情勢等を理由に住宅価格が高騰していることや、2022年以降の円安の影響で建築資材のほとんどを輸入している日本にとっては今後も高騰は続くと予想されていることが挙げられます。
オープンハウスというと「都心でも手の届く価格で住宅を供給する」ことを強みに成長してきたハウスメーカーですが、合理的経営を徹底しても地価や資材等の上昇により価格の維持に厳しさを感じ始めました。

今後の企業成長に向けた供給エリア拡大

そんな近年の情勢による影響の活路として、オープンハウスでは“供給エリア拡大”に踏み出しました。

2021年からM&Aも活用しながら関西エリアの物件仕入を本格化し、その他にも都心部だけでなく郊外へとエリア拡大を進めています。

オープンハウス社長の荒井正昭氏は、エリア拡大がオープンハウスの今後の成長の活路になると考え、今後も手の届く価格を意識して顧客ニーズに沿った戦略が必要であると見通しを立てているようです。

オープンハウスの次なる目標は業界トップ

業界トップ

オープンハウスは「2023年 不動産業界 売上高ランキング」で業界第4位となりました。
昨年度は第5位だったことから、成長が感じられます。

不動産業界売上高ランキング
画像引用元:リビンマガジン https://www.lvnmag.jp/column/real-estate-ranking/29734/

オープンハウス社長の荒井正昭氏は、戸建て・マンションそれぞれの好実績が2023年のランクに繋がったと発表しています。
戸建てでは、グループ企業となる「オープンハウス・ディベロップメント」「オープンハウス・アーキテクト」「ホーク・ワン」が東京・名古屋・福岡の多くのエリアでNo.1と認定されました。

マンションにおいても、「オープンハウス・ディベロップメント」が東京23区内2年連続1位、名古屋の供給棟数1位、オープンハウスグループ傘下のマンションディベロッパーである「プレサンスコーポレーション」は販売戸数が近畿圏13年連続1位、東海・中京圏11年連続1位など様々なエリアで評価されています。

オープンハウスでは、社長を筆頭に社員一丸となって業界1位を本気で目指していることも発表されていることから、売上高1兆円を超えた後も更なる成長が見込まれます。

まとめ

オープンハウスが目標に掲げていた売上高1兆円達成に関する情報のまとめは以上となります。

オープンハウス社長の荒井正昭氏の発表によると中間経営計画で目標として掲げた2023年9月期の1兆円達成という目標は、ほぼ確実に達成できることが分かりました。

引き続き、これまでの戸建事業をメインに取り組んでいますが、都心だけでなく関西や郊外にも目を向けてエリア拡大を続けています。
売上高1兆円達成後も業界1位を本気で目指して邁進するオープンハウスグループの動向に注目です。

オープンハウス社長の「売上」から解る成長性とは?