オープンハウス社長の荒井正昭氏が、群馬県桐生市に2億円の寄付を行ったことが発表され話題を呼んでいます。
群馬県出身の荒井正昭氏は、地域共創の取り組みとして今までにも県内のさまざまな取り組みに賛同してきましたが、今回は閉校となった母校「桐生南高校跡地」を地域活性化の拠点として再生するため、寄付を決めたようです。
この記事を読むことで、オープンハウス社長の荒井正昭氏が桐生市へ億単位の寄付を決めた理由や目的、賛同した「球都桐生プロジェクト」「子どもの就学援助制度」の詳細、オープンハウス社長がこれまで行ってきた寄付総額について知ることができます。
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オープンハウス社長が桐生市に2億円を寄付
2022年12月19日に群馬県桐生市は、オープンハウス社長の荒井正昭氏から2億円の寄付があったことを発表しました。
寄付の内訳は、桐生市が推進している「球都桐生プロジェクト」に1億5,000万円、小・中学校就学支援として行っている「子ども就学援助制度」に5,000万円となっており、2023年度以降に各事業で活用が検討されています。
荒井正昭氏は群馬県新田郡藪塚本町(現:太田市)出身で、群馬県桐生市にある桐生南高等学校の卒業生なのですが、同校は2021年3月31日に桐生西高等学校との統合によって閉校となりました。
この桐生南高等学校の跡地を「織都桐生・球都桐生」の活性化や、桐生市の文化継承・企業誘致・地域活性化に繋がる拠点として再生しようとする活動に、オープンハウス社長の荒井正昭氏は賛同し、2億円の寄付と共に「群馬県や桐生市の明るい将来に向かって活気溢れるよう願っており、少しでも貢献できれば」というコメントをしています。
オープンハウスが賛同した球都桐生プロジェクトとは
群馬県桐生市では球都桐生プロジェクトとして、2022年から毎年9月10日を「球都桐生の日」と制定しました。
桐生市では、これまで市内5校の高校が甲子園に出場していることや、桐生高校にあたっては県内を中心に知将として知られている稲川東一郎氏によって春夏24回の甲子園出場、準優勝2回、ベスト4が2回という成績を残してきたことが「球都桐生」と呼ばれる礎となっています。
2023年8月26日には一般財団法人東京六大学野球連盟が主催している「東京六大学オールスターゲーム」の関東地区初開催が桐生市で行われることが決まっていて、これもオープンハウスが賛同している球都桐生プロジェクトの一環として進められています。
また、桐生新川球場跡(現:新川公園)は、戦後のプロ野球界の始まりの地としても知られています。
2022年には、野球が日本に伝来してから150周年を迎えることを記念し、一般社団法人日本野球機構などによって選抜された「日本野球聖地・名所150選」に新川公園が認定されました。
桐生市の子どもの就学援助制度とは
オープンハウス社長の荒井正昭氏が5,000万円の寄付を行った「子ども就学援助制度」とは、経済的な理由によって小学校・中学校への就学が困難と認められた児童生徒の保護者を対象に、学校生活で必要とされる学用品費、通学用品費、給食費、修学旅行費、校外活動費等の一部又は全部の援助を行う制度です。
児童の保護者が【桐生市内に住所登録がある】・【市町村民税が非課税】・【児童扶養手当の支給を受けている】・【保護者の職業が不安定で生活が困難】という要件に該当する場合に、必要書類等を提出することで援助の認定審査が受けられます。
オープンハウス社長の荒井正昭氏は、少子化の時代において、若い子育て世代が安心して暮らせる世の中であることを願っていることから、球都桐生プロジェクトと共に寄付を決めたようです。
荒井正昭社長の寄付金額は総額20億円を突破!
オープンハウスの発表によると、社長の荒井正昭氏がこれまで行ってきた寄付総額は20億円を超えているそうです。
群馬県や太田市各地の自治体への寄付が中心となっていて、2023年2月時点の主な取り組みは「太田市新アリーナプロジェクト」「みなかみまちづくりプロジェクト」「桐生南高校跡地活用プロジェクト」「群馬クレインサンダーズ」「オープンハウスの森プロジェクト」となっています。
オープンハウスの森プロジェクトでは、切る・使う・植えるといったサイクルを確立させ、森林整備を行っていくことが脱炭素社会の実現への貢献に繋がるとの考えから、積極的な森林整備活動を行ってきました。
この活動はプロバスケットボールチームの群馬クレインサンダーズの選手や、オープンハウス内定者の学生等の参加者も募っています。
次世代へ豊かな日本を残すための地域共創事業
オープンハウス社長の荒井正昭氏が寄付を行う目的には次世代へ豊かな日本を残したいという気持ちが込められているようです。
日本では少子高齢化や地方の衰退、経済の低迷、社会資本の老巧化等、将来に向けてさまざまな課題が課されています。
これらを少しでも解決の方向へ向かわせたい想いから、荒井正昭氏は「地域共創事業」を掲げ、寄付によってより良い地域活性化を目指しているのです。
オープンハウスでは地域課題を解決へと導き、循環を取り戻すことが日本の抱える問題解決に必要だと考えて活動を続けているという情報もありました。
まとめ
オープンハウス社長の荒井正昭氏が群馬県桐生市に2億円の寄付を行った詳細や理由、これまで寄付を行ってきた目的などに関する調査内容は以上となります。
オープンハウスでは、社長だけでなく社員一丸となって地域共創プロジェクトに取り組んでいて、その目的は次世代に残す日本が豊かであってほしいという想いであることが調査によって分かりました。
地域に注目した活動が行えるのも、家を建てるためにさまざまな家族や地域環境との出会いがあり、木造住宅を商品としているオープンハウスだからこそだと感じました。
今後もオープンハウス社長の荒井正昭氏は寄付を通して社会貢献を続けていくことでしょう。